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注目すべきは「京都3者会談」 し}
 4月10日に結成される新党「たちあがれ日本」(平沼・与謝野新党)は広がりを見ることはない。が,どれほどの政治的インパクトになるか不透明ではあるが,ウルトラCがある。来年4月に任期が切れる石原慎太郎東京都知事が5月の大型連休後に知事を辞職して,夏の参院選に同党公認候補として比例区から立候補するというものだ。7月11日投票であれば,東京都知事選とのダブル選挙になり,民主党都連は小宮山洋子衆院議員(東京6区選出)を知事選に擁立するしかなく,自民党からは小池百合子元防衛相(東京10区次点・比例選出)が立つことになる。その場合,「たちあがれ日本」も小池を推すことになり,与謝野馨元財務相が言うように自民と新党の「共闘」になる。そして前回都知事選で石原を推薦した公明党は,究極の選択を迫られる。都議会運営で行き詰った時,石原はこれまで都議会公明党のドンとされた藤井冨雄元都議に助力を得て乗り切ってきた。また,藤井は与謝野の公明党・創価学会の窓口でもあった。一

方,民主党の小沢一郎幹事長は2月26日,秋谷栄之助前会長,正木正明理事長と会談した。この会談を契機に山口那津男公明党代表は政策と選挙は別だとして「民公接近」を推し進めてきた。参院選の結果次第ではあり得る政界再編をも視野に入れた決断を迫られることになるのだ。他方,与謝野らが強く求めてきた自民党執行部の刷新は,最終的に谷垣偵一総裁が若手代表として河野太郎国際局長を離党した園田博之前幹事長代理の後任に指名したことと,選挙対策本部長代理に石破茂政調会長,石原伸晃元政調会長,小池元防衛相の3人を起用した以外"斬新さ"はなかった。水面下では,大島理森幹事長を副総裁にして幹事長に柴山昌彦(44・当選3回),幹事長代理に菅義偉元総務相(61・5回)を据え,政調会長・河野太郎(47・5回),同代理・河村建夫(67・7回),総務会長・加藤紘一(70・12回),国対委員長・古賀誠(69・10回)といったサプライズ人事が検討されていたが,日の目を見なかった。 (以下略)


 No.387 2010/4/10号

・鳩山首相の「6月訪中」と
    中国の国内事情
・「平沼・与謝野新党」は
    「シニア新党」で終わるのか
・トヨタの「リコール問題」の元凶は
    危機管理能力の欠如

武富士倒産は「風説の流布」でも    
    業界は死に体で混乱は必至!
・3大メガバンク体制と
    みずほFGの増資問題