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鳩山首相の胸中は如何に し}
 「啼くな 小鳩よ 心の妻よ なまじ啼かれりゃ 未練がからむ たとえ別りょと 互いの胸に 抱いていようょ おもかげを」――本誌編集長はカラオケを嗜まないが,鳩山由紀夫首相が生まれた昭和22年(1947年)にヒットした岡晴夫の「啼くな小鳩よ」だ。現下の政局の焦点は,果たして民主党が7月参院選を「小鳩(おばと)体制」で戦うのかどうかである。それは,懸案の沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場の移設先決定という「5月危機」をどう乗り切るかに関わってくる。その結果によって,@鳩山首相・小沢一郎幹事長で戦うA鳩山首相・小沢後継幹事長で戦うB鳩山後継首相・小沢幹事長で戦うC鳩山後継首相・小沢後継幹事長で戦う―という順列方程式を解くことができる。鳩山は最近,親しい人物に「安倍(晋三元首相)だって1年やったんだよね。僕だってそれぐらい,いやそれ以上やりたいな」と語っている。さらに首相周辺も「たとえ内閣支持率が一桁になっても首相辞任はあり得ない」と述べている。小沢もまた,たとえ検察審査会が2月の政治資金規正法違反事件で嫌疑不十分・不起訴処分を今月末までに「起訴相当」に議決したと

しても幹事長を手放すつもりはない。となると,現時点では@の「小鳩体制」で参院選に臨む可能性が強い。それでも永田町では現在,鳩山首相が公言してきた普天間基地移設先の「5月末決着」が実現できず,最終的に引責辞任に追い込まれると見る向きが少なくない。そうした見方が存在する理由のひとつは,最近の『読売新聞』報道である。同紙18日付朝刊の一面トップ記事には驚いた。「きちんと実現できるのか(Can you follow through?)―米大統領が疑念,『普天間』首相に直言」とあった。12日(現地時間)にワシントンで開かれたオバマ米大統領主催の夕食会の冒頭10分間に行われた鳩山首相との非公式会談で,オバマが語った言葉だというのだ。もしこれが事実であれば大スクープであり,新聞協会賞受賞は間違いない。鳩山は22日の衆院本会議で同紙報道を全面否定した。が,一方の『読売』は大統領のワーディングを英語表記で一面トップに掲載しているのだ。同記事を執筆したのはワシントン特派員経験がある官邸詰めサブキャップI記者で,在京米国大使館筋から得た情報だとされる。   (以下略)


 No.388 2010/4/25号

・財政再建巡る党内対立激化
    「5月危機」の新たな火種
・ドロ沼の富士通内紛劇
    「反社会的勢力」とは?

    

特捜部が捜査着手したローソン    
    子会社背任事件の問題部分
・大型テレビの移動が
    「小沢一極支配」の象徴?!
・本誌読者のための「GW休みの一冊」