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鳩山首相の「見果てぬ夢」はロシア し}
 やはり本誌既報(4月10日号)の「注目すべきは『京都3者会談』」が,「小鳩体制」維持合意の端緒だった。4月3日夜,京都市内にある京セラのゲストハウス「和輪庵」に鳩山由紀夫首相,小沢一郎民主党幹事長,そしてホストの稲盛和夫京セラ名誉会長が蝟集,程なくして稲盛は陪席した芸妓共々途中退席し,その後は鳩山と小沢の差しの会談となった。この席で両者は何がなんでも「5月危機」を乗り切り,「小鳩体制」で7月の参院選に臨むことで一致した。そして丁度その1ヶ月後の5月3日夜,都内のホテルニューオータニ内「なだ万」で極秘会談し,そこでも改めて鳩山首相・小沢幹事長の双頭体制で正面突破することで意見一致をみた。5月28日に予定されている普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題についての首相会見では,大手メディアの報道にあるように,06年5月の日米合意による同県名護市辺野古(米軍キャンプ・シュワブ)沖埋め立てという現行計画の微調整案を発表するに留まる。そこで焦点となるのは,「県外・国外移設」の約束違反についての政治責任問題である

。沖縄基地問題検討委員会の座長である平野博文官房長官が更迭されるのかどうかが注目される。鳩山首相がいま密かに描いているのは,普天間問題担当相を新設し平野を横スベリさせ,後任に海江田万里民主党選対委員長代理(政治改革推進本部長代理)を起用するというものだ。海江田は党内で小沢の信任が厚く,かつ鳩山に直接アクセスできる唯一の人物である。平野を普天間担当相に指名すると閣僚が1人増えて18人となり,民主党のこれまでの主張に反するとの批判が出るのは必至で,その場合,@非小沢色の強い枝野幸男行政刷新相を外して仙谷由人国家戦略相に兼務させるA「友愛」を言う鳩山だが,かつて同志の武村正義元官房長官を「排除」したように平野を実質更迭する,のいずれかになる。同時に,「官邸機能不全」批判の標的である佐野忠克首相秘書官(政務担当)を首相補佐官に棚上げし,初当選以来の腹心である芳賀大輔前政策秘書(現私設秘書)をその後任に据えるというのである。  (以下略)


 No.390 2010/5/25号

・「小沢不起訴」で明らかになった
  検察の独善と司法制度改革の問題点
・焦点の「国際競争力」強化と
    「原口構想」10兆円ファンド

    

ドイツ「単独行動」で欧州亀裂    
    忍び寄る「ユーロ崩壊」の跫音
・波紋を呼んだ「3.5島論」の
    急浮上に「ムネオ」の存在