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幻に終った「4元首相会談」 し}
 菅直人改造内閣発足後最初の国政選挙である10月12日告示・24日投開票の衆院北海道5区補欠選挙に関心が集まっている。自民党から政治生命を賭けて出馬した町村信孝元外相(当選9回・65)と民主党新人の元国土交通省官僚・中前茂之(38=社民,国民新党推薦)との一騎打ちである。町村は2000年6月総選挙で約12万票,前々回総選挙(05年9月)が約17万票を獲得し当選したが,前回(09年8月)は約15万票で小林千代美前衆院議員に破れたものの,比例代表で復活・議席を維持した。勝利した00年,05年の対決相手はいずれも小林である。3度目の挑戦で初めて町村に勝った小林が北海道教職員組合の違法献金事件の責任を取って辞職したことに伴う補選だけに,告示前から「政治とカネ」問題が大きな争点となっている。加えて,東京第5検察審査会が再び「起訴相当」の議決を下したことで小沢一郎元代表は強制起訴され,刑事被告人になることが確定した直後の補選である。民主党にとっては逆風だ。が,固定票が約12〜17万票の町村は,現時点で頭ひとつリードしてい

るものの,「政治とカネ」問題を前面に押し立てて外相経験者として尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件を巡る菅直人政権の対応への批判のボルテージを上げているが,無党派層への浸透に成功していない。一方,内閣支持率の低下などアゲインストの風に晒されながらも世代交代を掲げる中前陣営は,蓮舫行政刷新相や馬渕澄夫国土交通相など若くて人気のある閣僚,さらには長妻昭前厚生労働相や樽床伸二前国対委員長など知名度の高い議員の選挙区入りに期待をかける。そして現状の「町村優勢」は決して磐石とは言えない。衆院北海道5区補選の結果の持つ意味は大きい。「小沢問題」への影響である。仮に自民党=町村が辛うじて勝利しても,途端の岡田克也民主党幹事長の責任問題には発展しない。だが,証人喚問問題を抱える小沢には明らかに逆風となる。ところが,中前=民主党が勝ったとしても,必ずしも小沢にとってはフォローの風にはならない。これまた岡田の出番となるからだ。  (以下略)


 No.398 2010/10/10号

・「バッチ狙い」の大阪地検特捜部が
    「村木事件」以外に犯した罪
・絶頂期の田中“闇将軍”時代と
    小沢一郎の「いま」との違い
    

日銀の金融緩和決定と 
    デフレ脱却の可能性
・掲載写真よりずっと面白かった
    蓮舫らの「女の戦い」