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「12月政局」?それとも「3月政局」か し}
 11月23日に出来した北朝鮮軍による韓国・大延坪島砲撃事件は,菅直人政権にとって束の間の「神風」となるのか――。菅"民主政権"の政権担当能力における基礎学力である外交・安保政策に不安を覚える国民が91%(『読売新聞』世論調査)に達する中,自民党を始め野党各党からの"問責攻勢"に直面する菅政権が緊張高まる朝鮮半島情勢への対応=危機管理を誤らず断固たる姿勢を示せれば,28日実施の沖縄県知事選を含め,当面の政権危機をクリアできる可能性はある。だが,事はそう容易ではない。2010年度補正予算案については,公明党の山口那津男代表が訪問先の韓国・ソウルで「問責決議案と補正予算は別物だ」と語ったように,成立する方向である。それでも今後の政局を見通すうえで公明党がその鍵を握っていることだけは間違いない。ただ,祭日の23日直前になって官邸側が,菅首相が18日夜に公邸で会った与謝野馨元財務相(「たちあがれ日本」共同代表)からの助言によって,菅首相と各野党党首との個別会談実現による局面打開に動いたものの,自民党は公明党の"抜け駆け"阻止のために全党首との

同時会談ならば応じると反対,この構想は頓挫した。それでも,24日夕,野党7党党首との会談は実現した。それにしても,柳田稔法相の事実上の更迭後の現時点で考えられるシナリオは,以下の通り。@野党が仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相に対する問責決議案の参院提出を見送る。同時に,小沢一郎元代表の政治倫理審議会出席も求めない。従って,菅政権は何とか危機を乗り切る。A裏面での与野党交渉によって馬淵国交相への問責決議案だけを参院に提出・可決する。さらに公明党は補正予算関連案について政府サイドの再修正によって賛成し,30日ルールで成立する。仙谷問責は先送りとなり,これまた何とか危機をクリアする。B野党は補正予算案には賛成するが,会期末に仙谷,馬淵両氏に対する問責決議案を参院に提出・可決させる。そこで菅首相は12月24日前後に11年度政府予算案を閣議決定した直後,内閣改造を断行。仙谷官房長官の後任に前原誠司外相,新外相に岡田克也民主党幹事長を復帰させ,仙谷を幹事長に横スベリさせる。  (以下略)


 No.401 2010/11/25号

・北朝鮮の新国家指導部
    「労働党序列リスト」完全版
・仙谷発言「暴力装置」のどこが問題なのか
・郵政改革法案は廃案へ
    斎藤次郎JP社長退陣か
    

次の標的はポルトガルとスペイン 
    狙い撃ちされる南欧PIGS諸国
・高山若頭逮捕でも終わらない
  警察庁の山口組=弘道会壊滅作戦