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週刊東洋経済

2月5日号 「満額回答」でバイデン氏を上機嫌にさせた日本

それは昨年3月24日午後(現地時間)、ベルギーの首都ブリュッセルにある北大西洋条約機構(NATO)本部でのハプニングだった。NATO本部で開催された主要7カ国(G7)首脳会合直前のことである…
週刊東洋経済

12月11日号 変化しつつある権力構図のパワートライアングル

筆者の手元に岸田文雄首相を中心とする今秋政局のキーパーソンの会談・会食の日程表がある。9~11月のそれは、新聞各紙が掲載する「首相動静」を基に作成したものだ…
週刊東洋経済

11月6日号 新会長不在「安倍派」の密会で起きたハプニング幹部が集まる会食の場にある人物が現れた

それは祝日「スポーツの日」の10月10日夜のことである。魑魅魍魎が渦巻くの永田町でさえ知る者は殆どいないハプニングが起きたのだ…
週刊東洋経済

10月8日号「支持率急落でも直面する重要課題ー自民党の支持率低下に衝撃を受けた岸田文雄首相。それでも重要課題が迫っている」

「国連安全保障理事会の常任理事国が、隣国を侵略し、地図から主権国家を消し去ろうとしました (A permanent member of the United Nations Security Council invaded its neighbor, attempted erase a sovereign state from the map)」―。 
週刊東洋経済

8月21日号 「ツキ」だけではない岸田首相のピンチ突破力

岸田文雄首相はついている――。ツキが間断なく続いている。不謹慎な言い方でお叱りを受けるかもしれないが…
週刊東洋経済

7月16日号「岸田氏が『衆議院解散』を断行する日ー本当の政権安定期が到来するのは、衆院を解散してから。岸田氏が『伝家の宝刀を抜く日はいつか」

「安倍さんは質問されないこともしゃべる。菅さんは聞いても答えない。岸田さんは求められていないことも自分が答弁する」――。参議院議員選挙公示後に自民党有力者から話を聞く機会があった…
週刊東洋経済

6月11日号「『黄金の3年』へ岸田外交の面目躍如ー想定外の高い内閣支持率を維持する岸田首相。日米首脳会談でも際立った成果があった」

年初来、当連載で高浜虚子の俳句と高橋泥舟の狂歌を引用したが、今回は藤原道長の短歌を引き、岸田文雄首相の現在の胸中を表したい…
週刊東洋経済

4月30日号「立民苦戦、自民堅調の参院選展望ー7月の参院選では自民の議席増が視野に。だが岸田首相は公認候補の緩みを危惧している。」

はなからマイクロ選挙の話題で恐縮だが、看過すべきでない結果となったので、暫くお付き合い願いたい…
週刊東洋経済

3月26日号「自民で露呈した『核共有』めぐる対立ーウクライナ侵攻を受けた安倍元首相が火をつけた『核共有』論。岸田首相との路線対立もあらわに」

ロシアのウクライナ軍事侵攻によって国際秩序の根幹が揺らぐ今、自由民主党内で主要政策について路線対立があらわになっている。それは「核共有(ニュークリア・シェアリング)」論を巡るものだ…
週刊東洋経済

2月19日号「『安倍離れ』進める岸田首相のしたたかさー安倍路線脱却が著しい首相。永田町では、その図太いまでのしたたかさが話題だ」

「マスクして我と汝でありしかな」――。明治、大正、昭和時代の俳人・高浜虚子の句である。昭和12年(1937年)1月23日、ホトトギス派の弟子・山口青邨の送別会が東京・向島の弘福寺で催された際に詠んだものだ。 「私は私の道を行く。君は君の道を行けばいい」と言っているようだ。マスクは彼我を隔てる距離感の象徴なのだろう…